自力で諏訪まで196km!〜諏訪観光前編〜【kaeru旅行紀】#3-2
ただいま諏訪!!!
【自力で諏訪まで196km!〜自転車移動編【kaeru旅行紀】#3-1 - アルカエルナの井戸中日記】の続きです
前日に死ぬ思いで(比喩無し)やって来ましたが休まる暇などありません。
いざ諏訪観光へ!!
・でもまずは腹ごしらえ
自転車を漕いで来たせいかわかりませんが、異常なまでの腹の減り具合に驚愕……!
朝と昼の間に松屋の牛丼特盛を食べてまだお腹減ってるという……
色々語りたいのはありますが、ここは旅行紀ということで、さくっと読める感じに書いていきます。
語りは暇があった時に別記事で(^^;;
・足長神社
「諏訪大社じゃないんかい!」と思われるかもですが、いつも諏訪大社ばっかり行っているので久々に周りの神社や施設にも寄っていきたいと思った次第で(^^;;
最初に訪れたのは「足長神社」
ここには諏訪の神であるタケミナカタの先祖に当たるクシナダヒメの父神とされるアシナヅチが祀られています。
古事記では以上の様に出てきますが、書物によってその存在が微妙に異なる神様であります。名前の通り、足が長かったりとか悪い神だったり
参道です。高台に社がありまして、そこまで石段を登らなくてはいけません!健脚じゃないとかなりツライかな?
拝殿前から、鳥居の原形である注連柱のようなのがあります。こちらは柱では無く、生きている樹木に注連縄を掛けて境界を分けていますね
由緒書き
拝殿と舞屋と呼ばれる建物は諏訪市の文化財にも指定されています
拝殿、一般的な神社によく見られる造りのようです(流造?)
背後に本殿も見えますね、あまり大きくなく小さめですが、様々な意匠が凝らされ、この土地の産土神として信仰されて来たことがうかがえます
舞屋、神楽殿です。ふすまが閉じられ中までは見られませんがそれでも造りがとても美しいです。一緒にあるベンチに座って休ませてもらいました
・八剱神社
お次に向かいましたは「八剱神社」
冬季に諏訪湖が結氷することで現れる自然的超常現象「御神渡り」ですが、これが出現したときに「御渡り神事」という特殊神事を執り行うのが有名です
拝殿、こうしてみても綺麗な社ですね
境内も広く、神楽殿(?)の壁には御神渡りや諏訪湖の写真が貼ってあるパネルが出されていました
カエル!(思わず撮ってしまった
御神渡りについて書かれています
神楽殿?時間の都合で早足で見て回ったので、案内板を撮り忘れました
あと足長神社方面から来ると反対側から入るようですね(^^;;
八剱神社の門柱(社号標)
入り口の鳥居、明神鳥居ですね
この後、近くのサイクリングショップに立ち寄り、輪行袋などを購入しました。
体力の限界千代の富士状態で、帰りはもう鉄道使うつもりでした
お店のおばちゃんがとても優しく、自転車の防護カバーと固定バンドをオマケで付けてくれました!ありがとうございました!!
(あと諏訪のお話面白かったです
・手長神社
どんどん行きます「手長神社」
先程行った足長神社に祀られていた神様、アシナヅチと夫婦神であるテナヅチという神様が祀られています。手長足長ー!ってひとくくりにされることもしばしば
入り口の鳥居、正直言って想像してたよりも境内がとても広く、緑に溢れる社になっています。
由緒書き
拝殿です。左右に諏訪大社の片拝殿に似た回廊が伸びています
神紋は諏訪大社上社と同じ四つ根でした……考察が捗りますね
手長足長さんの説明書き。諏訪湖で魚をとったりしていたようですね^ ^
御神木の杉の木、寿命が延びる云々との事で。
生命力を感じる出で立ちでした
・児玉石神社
お次は児玉石神社。
諏訪大社の話の上で重要な「諏訪七石・七木」というものがありまして、かつての神職「大祝」の神使がその身にミシャグジ神を降ろす為のキーになる巨石、巨木になります。
石神、磐座など様々な説がありますが、詳しくはまた暇があった時に別記事にしたいと思います(^^;;
由緒書き
鳥居、その背後に諏訪七石のひとつであるとされる児玉石があります。
注連縄が掛かっている石だけでなく、境内にある石群をまとめて児玉石らしいです。
「小玉石」という表記揺れもあり、この神社にある石群とは別にあるのではないかという説もありますね……諏訪の謎は深い
児玉石は別名「いぼ石」とも言われていまして、岩にポツポツと写真のような穴が空いています。ここにたまった水をいぼにつけると治るという話があるようです
拝殿です
境内のその他の石群
この神社の神紋も上社と同じでした
ここから湖北、諏訪大社下社方面へと針路を取ります
諏訪湖とここまで頑張ってくれた愛車レユニオン君。
天気も良くて最高の気分!
諏訪湖のサイクリングロードをのんびり進みます
・諏訪湖間欠泉センター
諏訪湖西岸にあるのが諏訪湖間欠泉センターです。諏訪は温泉の名地でもあり、名泉が至る所で湧いています
諏訪湖内にも湧き出る場所があり、間欠泉の出る場所にあるのがこのセンターです
現在は間欠泉の湯温が低下しており、間欠泉上部の低温水をコンプレッサーで退けてやらないとダメなようです
東方だと、ここの諏訪湖間欠泉センターと長野の地獄谷温泉を合わせた名前で地獄谷間欠泉センターとなってますね。地霊殿ストーリー後に守矢神社(主に神奈子諏訪子)が管理してたり
センター全景、中にはお土産が売ってたりと色々
間欠泉の噴出場と説明書き、現在は時間で間欠泉が出るようになってます
諏訪姫……!
噴出まで時間があったので、隣接する足湯につかっていました。疲労が溜まった足に染み入る温かさ…!
自分の他にも沢山の方が来ていました。お手軽で有名ですからね^ ^
足湯の成分表、ついつい見てしまうのは化学を学ぶ者の性ですね…(^^;;
センターの2階には、諏訪が舞台になったドラマ、映画のロケ地巡りのパネルがあったり、諏訪湖祭湖上花火大会の写真展があったりと色々あります。
間欠泉の待ち時間にのぞいて見てはいかがでしょうか?
そうこうしてるうちに噴出の時間になりました!
湯気が出てきて…
ちょっと頭の部分が見えたと思うと
一気にブワッと間欠泉が上がります!
風に煽られて自分の方に飛沫が飛んできましたが割と熱かったり
諏訪に来たら諏訪大社と合わせて訪れてみて下さい!
さぁいよいよ次は諏訪大社!
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